CATS のアーカイブ

#02 おっかあ

新世界の猫#02 おっかあ

「おっかあ」は、新世界のフェスティバルゲートの北側広場にいる。広場には数カ所に監視カメラが設置されていて、立ち入るとかなり厳しい警告を受ける為、人が広場に入ることは出来ない。広場には大小合わせて20匹ほどの猫が居て、朝、昼、夜と定期的に「猫おばさん」がカリカリを持って来るタイミングで、一匹また一匹と奥にならぶ廃屋から飛び出してくる。「おっかあ」も廃屋で雨風を凌いでいる猫のうちの一匹。


「おっかあ」はもともとはこの広場ではなく、フェスティバルゲート西側に住んでいたそうだ。しかしフェスティバルゲートが閉鎖され、一部工事が行われた際に居場所を失い、たくさんの子猫を連れてこの広場に移住してきた。だが、この広場にはすでに別の大家族が住んでおり、ニオイが違うため、特に子猫は「猫おばさん」の配給にも混ざることが出来なかったそうだ。「おっかあ」のこどもたちはみんなイタチに食べられたか、捕食されなかったにしても冬を越す体力はなかっただろう、と猫おばさん。結局「おっかあ」だけがこの場所に馴染んで生活を続けているそうだ。たまに稼働していないエスカレーターを登り降り、フェスティバルゲート廃墟内を移動することには、なにか深い意味を感じざるを得ない。

この広場に来てしばらくすると、最初に「おっかあ」が出てくる。一際愛想の良い、可愛い猫。
名前は猫おばさんがそう呼んでたので、そのまま引用。他に「おっかさん」と呼ばれている猫もいて、ややこしい。
今までの写真はこちらから↓
http://www.flickr.com/photos/datayamawaki/

#01 ロクヨン

先週から、ランチタイムを使って新世界をウロウロしています。野良猫を撮影して、instagramにアップしてるのです。実際続けてみると、実におもしろい。だいたいの猫の住み家がわかるようにもなってくる。ただ同じ柄、同じサイズの猫もたくさん居て、だれが誰なのかわからないこともあるから、少しづつ集まった写真をファイリングするつもりで一匹づつまとめてみる。尚、呼び名は僕が勝手に命名したもの。


新世界の猫#01 ロクヨン(ハチワレ)
北側にある神社。この6:4分けの猫はほぼ毎日、この定位置で丸まって寝ている。この新世界で唯一といってもいいくらい人なつっこく、神社に人が来ると起き上がり背伸びをしながら近寄ってくる。たぶんメス。


あたまから背中にかけて真っ黒でしっぽの先端だけが白。目の下からお腹〜足は真っ白。鼻の右側の毛がポチっと黒い。

この神社には水飲み場もあり、定位置には屋根もある。風通しも良く水はけも良い。新世界には他に絶対無い好条件の物件に悠々と住むこの小さな猫からは、何か特別なものを感じる。なので僕は毎日、この猫に挨拶をしてから散策し、写真を撮りランチを食べて、最後またここに戻ってから帰るという ルートを習慣にしている。

つづく

今までの写真はこちらから↓
http://www.flickr.com/photos/datayamawaki/

子鹿が猫と仲良しでも、親鹿は猫が好きじゃない。
犬はもっと 嫌い。

本日6月9日は、ムクが家に来た日。
6年の歳月なんてあっという間でした。

誰よりも長い時間を一緒に過ごしてきたのだけど
いまだによく理解できない、未知の存在ムクリ。